
どうも~カサゴンです!
子供でもできる簡単な釣りを楽しみたい。
美味しい魚を釣って、食べて、スタミナをつけたい。
と思った方はいませんか。
そんなあなたにご紹介したい釣りがあります。
それは、「ウナギ釣り」です。
なんだ~と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、最後まで読んでみてください。
今回ご紹介する方法は、夕涼みがてらに行ける。
しかも、竿もいらない。簡単な仕掛けできます。
そして、子供でも一緒に楽しめる方法を紹介します。
まず、ターゲットを釣るには、ターゲットについて軽く知ることが大事です。
釣果UPにつながりますよ。
ターゲット ウナギの生態

今回、狙うのは「ウナギ」です。
「ウナギ」は、蒲焼、鰻丼などの材料になり、栄養価も高く、夏バテ対策にピッタリの魚。
「ウナギ」は、海で産卵し、孵化をします。その後、川に入ってさかのぼってきます。
「ウナギ」は、夜行性なので、昼間は巣穴に隠れており、暗くなり始めると、餌を求めて活動し始めます。
「ウナギ」は、雑食性でなんでも食べます。視力が弱く、嗅覚が大変優れており、嗅覚は、イヌ並みとも言われております。その嗅覚を頼りに、餌を見つけます。
ウナギを釣るエリア、時間など
ウナギの生態から読み取れる情報は5点あります。
1つ目は、ウナギは、食べて美味しい。
2つ目は、海とつながっている河口付近、川などで釣れる。
3つ目は、夜行性で、暗くなり始めると釣れる。
4つ目は、嗅覚が優れているので、ウナギが居そうなところで、釣りをすればどこからともなく現れる。
5つ目は、雑食性。なんでも食べますが、ウナギには大好物があります。
これであなたも、ある程度エリアや時間等しぼれたのではないでしょうか。
カサゴンは、Googleアースなどで事前に場所を探しています。
お子さんと一緒に地図をみて、楽しみながらポイントを一緒に探しましょう!
注意点としては、遊漁券が必要な川や釣り禁止エリアやサイズの規定などがあるかもしれないので、インターネットで事前にチェックしましょう!
もう少しウナギを釣る確率をあげるには?
①時間について:日没直後が一番アタリが多いです。その次に、日没直後から夜20時くらいまでが確率が高いです。
②天候や水質について:一番オススメなのは、雨が降った後の水質が濁っている状態。
③住処:川や河川でコンクリート壁になっていると釣れない傾向にあるの避けた方がよい。
*但し、コンクリートでも土があり、ミミズが川や海に落ちそうなところはウナギが居る可能性があります。
④かけあがりになっているような変化のある場所や水中で流れがゆるむ場所(小魚などがたまりやすい場所)を探す。
④は、初心者には少し難易度が高いかもしれません。何度か通っているうちにわかるようになります。
ウナギ釣りに必要な道具と餌は?
・仕掛け
・タモ(コイや大きいナマズが釣れてしまったときの為に使用)
・予備のウナギの針(12、13号)
・予備の重り(ナス重り4、5号)
・クーラーボックス又はすぐに蓋を閉められる蓋つきの入れ物
・餌(野生のドバミミズ)→重要です!
色んな餌やミミズを試しましたが、明らかにドバミミズの食いがよいです。
・ハサミ
ウナギ釣りの仕掛け
今回紹介する仕掛けは、通称「ペットボトル仕掛け」と言われています。
簡単に、揃えられるものなので、自作してみましょう!
複数作っておくと便利です。
1本を仕掛けるよりも、3本くらい仕掛けると釣れる確率がUPします。
仕掛ける数が多すぎると、管理できなくなり、魚がかかった時に仕掛け同士がグチャグチャに絡みます。

ウナギ釣り仕掛けに必要なもの

材料
① 空の500mⅬペットボトル
丸いタイプの方が、糸がスムーズに出ていきます。
② ナイロンライン3号 20mくらい(ダイソー製でも大丈夫!)
③ ナス重り4~5号
④ ウナギ針(12~13号)
⑤ ハサミ
以上です。
仕掛けの作り方
今回ご紹介するペットボトル仕掛けは、簡単な結び方(ユニノット)を3回するだけでできます。
まずは、糸の結び方(ユニノット)を覚えましょう。
① ペットボトルの胴体に糸をユニノットで結び、余分な糸をカットします。

② 糸を20mくらいペットボトルの胴体に巻き付けます。
20m巻き付ければ、大体の場所で釣りができるはずです。
③ 糸の先端に、ナス重りをユニノットで結び、余分な糸をカットします。

④ ウナギ針を1本取り出して、ナス重りにユニノットで結び、余分な糸をカットします。

⑤ 最後に、ペットボトルの4分の1くらいまで水を入れて、蓋をしめます。
(重すぎると、魚がきてもペットボトルは倒れません。軽すぎると風、波、流れの力で倒れてしまいます。水の量は都度調整してください。)

ウナギ釣りの餌
餌は、野生のドバミミズが最強です!
匂いも強く、水中で元気良く動くので、アピール力もかなりあります。
現地調達または、事前にミミズを調達しましょう。
ミミズのつけ方は、縫い刺しで刺してください。
チョン掛けは、ミミズが良く動くのでアピール力はありますが、ミミズが動き過ぎて、
針から外れてしまうことが多いです。
ウナギの釣り方
特別な技術は、必要ありません!
ウナギが居そうなところに着いたら、
① オモリを手に持ちます。
*針が刺さらないように注意してください。
② 投げ入れる方向に、ペットボトルの先端を向けます。
③ 軽く重りを投げます。
④ オモリが底に着いたら、ペットボトルの飲み口付近(くびれ?)部分に、糸が張るまで巻き付けます。

以上です。
これなら、針に気を付ければ、子供でもできます。
足元に落とすだけでも釣れます。あまり飛距離も関係ないので楽ちんです。
ウナギのアタリ
ペットボトル仕掛けの釣りは、魚が餌を食べると糸が引っ張られて、ペットボトルが倒れたり、揺れたりします。
ペットボトル仕掛けで、注意してほしいことがあります。
それは、コイやナマズ等が掛かってしまうと、勢いよくペットボトルが倒れて転がってしまうことです。
子供とペットボトルが海や川に落ちないように、目を離さないよう注意しましょう。
ペットボトルが倒れるときは、ウナギが暴れて動いている状態だと思ってください。
餌を食い逃げした状態(齧られている若しくは、全部食べられていること)が多いです。
ウナギは暴れると、糸に絡みつきます。糸が体に絡みつくと死んでしまう事があります。
その状態を防ぐには、ウナギが餌を食べているアタリをとらえるとこです。
そんなことわかるの?って思いますが、常にペットボトルを間近で見ていてください。
以下の様な変化が現れるはずです。
① 糸が急に緩んだりします。
② 微妙に小刻みにペットボトルが揺れます。
③ 糸がゆっくり横に動き出します。
上記の様な変化が現れたら、静かに軽く糸を持ってください。
魚が餌を食べていると、その振動が手に伝わってきます。
そのまま辛抱して待つと、「グッ」っと引き込む感じがあるはずです。
そこで、間髪いれず糸を引いて合してください。
もしも、15分程経っても反応がないときは、一度仕掛けを回収して餌の状態を確認しましょう。
餌がなかったり、齧られてないかチェックしましょう。
ウナギがHITしたら?
ウナギを釣ったらスピード感が大事です。
事前に子供と一緒にイメトレしておきましょう!
魚がHITしたら、全力でペットボトルに糸を巻いてきてください。
ペットボトルに糸を巻き付けるのが大変でしたら、手で糸が絡まないように素早く手繰り寄せてください。
とにかく大事なのは、素早く釣り上げることです。
もたもたしていると、ウナギが暴れて糸に絡むこともあります。
釣り上げた直後、絶対にウナギを地面に置かないようにしてください。
暴れて、あっという間に糸がウナギに絡みます。
これを防ぐ為、そのままウナギを、素早くクーラーボックスに入れて、ウナギの口元付近(ウナギの体に巻き付かなければOK)で糸をハサミで切りましょう。
そして、直ぐに蓋を閉めます。
クーラーボックスの蓋も確実にロックしてください。
わずかな隙間があると脱走します。ウナギは脱走名人です。
蓋のないバケツでは、直ぐに逃げていきます。
ウナギは食べる分だけにしましょう!小さなウナギは資源保護のため、リリースしましょう!
ウナギを釣った後は、必ず泥抜きをしましょう。
まとめ
今回の記事では、子供や初心者、家族で楽しめるウナギ釣りを紹介しました。
今回ご紹介した仕掛けは、竿を使用しないので、道具が少なく持ち運びが楽です。
また、餌代もかからずコスパが良いです。
デメリットは、護岸に草や障害物が多いと釣りになりにくい事です。
また、高低差がありすぎると角に当り、糸が切れてしまったり、魚の反応の感度が悪くなります。
必ずペットボトルやゴミは、持ち帰ってください。
皆さんも、この夏はウナギ釣りにぜひ挑んでみてください。
カサゴンの毎年の楽しみは、七輪で、ウナギをじっくり焼き、手作りのタレと共に焼いて食べることです。

以上、皆さんの参考になれば嬉しいです。
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