どうも~カサゴンです。
今回、メタルジグに取り付けるブレードチューンの方法を紹介します。
市販のブレードチューンを購入するのもいいのですが、
自分で作ったオリジナルのブレードチューンで、魚が釣れると嬉しさも倍増しますよね。
【基本をマスターして、更に自分オリジナルにカスタマイズしてみょう。】
この記事は、「ブレードチューンを自分で作成したい方」、「ブレードチューンのメリット、デメリット」を知りたい方にオススメの記事となっております。

ブレードチューンは冬が旬のサワラを狙うのにも効果がありますので、ぜひ使用してほしいです。

ブレードチューンとは
ブレードチューンとは、メタルジグに、ブレードと呼ばれる金属の板を取り付けることです。

ブレードは、ジグ単体とは違う波動やキラメキを生みます。
メタルジグの動かし方などで、ブレードの動きが変わりますが、イメージでいうと、魚の尾びれのような動きやスクリューのような回転する動きをします。
ブレードチューンを取り付けることで、メリットもありますが、デメリットもあります。
ブレードチューンを取り付ける メリット
① キラメキUP:ブレードが回転することで、水中でブレードが輝きます。
② 波動UP:ブレードが回転することで波動が生まれ、メタルジグとは違う波動を出すことができます。
ブレードチューンを取り付ける デメリット
① 飛距離が落ちる:ブレードを取り付けることにより、ブレードが風の抵抗を受けす。メタルジグ単体に比べて飛距離が落ちます。風が吹いているときは、飛距離が落ちる覚悟が必要です。
② 絡まる:ブレードが回転し、フックに絡まる可能性があります。ワンピッジジャークやリフト&フォールは、ジグが不規則に動くので絡まる確率が高まります。

ブレードの種類
ブレードにはリーフ型、コロラド型の2種類あります。
リーフ型とコロラド型は、対照的な特性があります。
使い分けは、メタルジグ単体よりも更にアピールを強めたい場合は、リーフ型。
スローに誘ったりする場合は、コロラド型がおすすめです。
リーフ型とコロラド型の例を紹介します。
① リーフ型:木の葉型の形

メリット:金属の部分が縦長で大きく、コロラド型に比べ輝くため、フラッシングによるアピール力が大きい
デメリッド:コロラド型に比べ、回転がしにくく、ブレード単体の波動が弱い
② コロラド型:楕円に近い形
メリット:水の抵抗を受けやすく、リーフ型に比べ回転しやすい。ゆっくり巻いても回転しやすい。ブレード単体の波動が強いため、波動によるアピールが強い
デメリット:リーフ型に比べ、フラッシングが弱い。ブレード単体が水の抵抗を受けやすいので巻きが重くなりやすい。

ブレードのカラー
ブレードのカラーは、大きく分けると、シルバーとゴールドの2種類あります。
使い分けは以下の通りです。
シルバー:海中に濁りない場合、または日中に効果が高い。

ゴールド:海中に濁りがある場合、または朝マズメ、夕マズメに効果が高い。

ブレードチューンの材料

① ブレード1個:3~4号の大きさ(これ以上大きいと扱いにくい)
② スプリットリング3個:3~4号
③ ベリングスイベル(回転しやすい高価なスイベルがオススメ)
④ スプリットリングプライヤー

大まかな流れ:順番に取り付ける
下記写真の①から⑤を順に取り付けます。

取り付け完成写真
順番に取り付けると、下記の写真のようなります。

ブレードチューンの組み立て方
1. スプリットリングプライヤーの先端で、②スプリットリングをつまみ、スプリットリングを開く。

2. 開いたスプリットリングの先端に、①ブレードを差し込む。
(手前からスプリットリングの先端→ブレード→スプリットリングプライヤーの順)。

3. スプリットリングプライヤーを一旦とり、開いているスプリットリングの先端をもう一度掴む。
(手前からスプリットリングの先端→スプリットリングプライヤー→ブレードの順)

4. ブレードを反対の手で持ち、スプリットリングプライヤーを使い、スプリットリングを回し、スプリットリングに取り付ける。

5. スプリットリングプライヤーで、ブレードを取り付けた②スプリットリングを開き、別の③スプリットリングを取り付ける。

6. ③スプリットリングに、④ベアリングスイベルを取り付ける。

7. ④ベアリングスイベルに、⑤スプリットリングを取り付ける

8. 1~7までの作業を終えるとこんな感じです。

9. ⑤のスプリットリングに、好きなメタルジグを取り付ける。

完成
ブレード付きジグの操作
① ただ巻き:ジグを着底させたあと、タダ巻きをするだけです。ブレード自体が回転するので十分アピールします。また、フックに絡みつくことも少ないです。
② ワンピッチジャーク:ただ巻きで反応が無い場合、ワンピッチジャークも有効です。ジグが不規則な動きをするため、ブレードがフックに絡まりやすい。一定のリズムだと絡まりにくいです。
③ リフト&フォール:ワンピッチジャークと同じで、一定のリズムで行うと絡まりにくいです。
まとめ
今回は、メタルジグのブレードチューンについて紹介しました。
ブレードチューンは、釣り場でも手軽でき効果があります。
自分で作ったブレードチューンで、魚が釣れると嬉しさも倍増しますよ。
また、メタルジグ単体と使い分けをして、釣果UPを狙ってみませんか。
以上、参考になれば嬉しいです。
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