どうも〜カサゴンです。
- 初代エメラルダスを分解してみたい方
- 分解したけど、元に戻せなくなってしまい困っている方
この記事では、分解する手順をわかりやすく解説しています。
初代エメラルダスの構造を知りたい方の参考になれば幸いです。
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初代05エメラルダスとはどんなリール?
エメラルダスは、ダイワが販売しているエギング専用リールです。初代エメラルダスは、2005年に発売。モデルチェンジをしながら、現在も販売されている人気シリーズです。
初代のエメラルダスは、現在でも使用できるくらい、耐久性の優れた素材が使用されています。しっかりメンテナンスをすることで永く愛用できるリールです。
初代05エメラルダスの大まかな構造
- 初代エメラルダスのベースボディ:04ルビアス
- 04ルビアスの規格:TD規格
TD規格とLT規格の構造の違いは?
TD規格のリールは、シンプルな構造です。現在主流のLT規格のリールは、細かいパーツで複雑です。
初代エメラルダスのリールは、メンテナンス入門にもってこい
分解に必要な道具
- マイナスドライバー:-4.0
- プラスドライバー:+2.0
- メガネレンチ:Φ10
- ピンセット
- トレイ
- パーツリスト
なぜパーツリストが必要なのか?
分解する前に展開図を見ておくと、ある程度想定して外すことができます。分解後メンテナンスを終え、どうやって組付けていたかわからなくなってしまうことがあります。
パーツリストは、どのパーツがどこに使われているか一目でわかるものです。展開図、パーツ名、部品コードが表示されています。
動画だと停止したり、巻き戻したり大変です。パーツリストは、静止した状態で見れるものだと非常に便利です。
オススメのパーツリストは「スポーツライフプラネッツのサイト」で入手
画像引用先:スポーツライフプラネッツより
私がオススメするパーツリストの入手先は、「スポーツライフプラネッツ」
スポーツライフプラネッツは、現在のグローブライド㈱(ダイワ)の釣具の修理・アフターサービス部門が独立分社した会社です。ダイワ製品の修理・メンテナンスおよびパーツ販売を行っています。
初代エメラルダスは、古すぎてしまい一部取り扱いが終了したパーツがあります。販売されていないパーツが欲しいときは入手が困難です。
初代05エメラルダス2506の分解手順
- ハンドルキャップ(リールスタンド)を外します。
- ハンドルを保持しているネジをマイナスドライバーで取ります。
- ハンドルを取り外します。
- ボディキャップのネジを取り外し、ボディキャップを取ります。
- ドラグノブを反時計回りに回し、ドラグノブとスプールを取り外します。
- スプールメタルOリングをピンセットで取り外します。
- メタルボールベアリングを取り外します。
- スプールメタルに差し込んであるピンをピンセットで抜き取ります。
- ワッシャーを2枚取り外します。
- スプールメタルを取り外します。
- ローターナットパッキンを取り外します。
- ローターを止めているネジを取り外します。
- メガネレンチでローターナットを取り外します。
- ボディを上に持ち上げて引き抜きます。
- ベアリングリティナーを止めているネジを3本取り外します。
- ベアリングリティナーを取り外します。
- ピニオンを指で持ち、引き抜きます。
- ボディを止めている3本のネジを取り外します。
- 中に組み込んであるパーツを取り外します。
- 全ての部品を取り外しました。
1.ハンドルキャップ(リールスタンド)を外します。
2.ハンドルを保持しているネジをマイナスドライバーで取ります。
3.ハンドルを取り外します。
4.ボディキャップのネジを取り外し、ボディキャップを取ります。
5.ドラグノブを反時計回りに回し、ドラグノブとスプールを取り外します。
6.スプールメタルOリングをピンセットで取り外します。
7.メタルボールベアリングを取り外します。
8.スプールメタルに差し込んであるピンをピンセットで抜き取ります。
9.ワッシャーを2枚取り外します。
10.スプールメタルを取り外します。
11.ローターナットパッキンを取り外します。
12.ローターを止めているネジを取り外します。
13.メガネレンチでローターナットを取り外します。
14.ボディを上に持ち上げて引き抜きます。
15.ベアリングリティナーを止めているネジを3本取り外します。
16.ベアリングリティナーを取り外します。
17.ピニオンを指で持ち、引き抜きます。
18.ボディを止めている3本のネジを取り外します。
19.中に組み込んであるパーツを取り外します。
20.全ての部品を取り外しました。
後は、ベアリングやギアなどをパーツクリーナーで洗浄する。洗浄後、組付けしグリスをさしてください。
まとめ
以上が分解の手順になります。組付けは分解手順の逆に行えば、組付けできます。構造は比較的シンプルです。メンテナンス入門機にオススメです。以上参考になれば嬉しいです。
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