- ネットにある方法を試してみたんだけど、失敗してしまった
- いろんな方法があって、どれを試したらいいのかわかならい
- 疲れているけど、少しの手間なら頑張れる
潮干狩りを終えて帰宅。潮干狩りで採れたアサリは、スーパーで買ってきたアサリとは違い、汚れや砂がいっぱい。砂抜きがしっかりできないと、せっかく作った料理が砂入りの料理になってしまうことがよくあります。
この記事では、誰でも迷わずにポイントさえクリアできれば失敗しない「コツ」をご紹介します。この記事の内容を実践すれば、あなたも、アサリの美味しさを最大限引き出すことができます。
ネット検索して、いろんな方法を試し、何度も失敗して学んだ経験を基にまとめてあります。アサリを美味しく食べたい方は、最後まで読んでみてください。
砂抜きの失敗しないポイント
失敗を防ぐための大事なポイントです。
- 潮干狩りをした場所の海水を使用する。(人工の海水でも可)
- 入れ物で、暗くなる環境を作る。
- 蓋をするときは、少し隙間を開ける。(密封しない。)
- 貝殻に付着した汚れを落とす。
- 浸漬時に、アサリの頭が少しでるくらいの水量にする。
- アサリ同士を重ね過ぎない。
- アサリは、できるだけ平らに入れる。
夏場は、暑さ対策が必要です。
- 夏場は、冷蔵庫に入れる。
- 冷蔵庫にいれると寒くて砂抜きが上手にできないときがある。その場合は、調理の1時間前くらいに冷蔵庫から出してなるべく冷暗所に置く。
上記のポイントをクリアすれば、失敗する確率がグンと減ります。
アサリが住んでいたところの環境に近づけてあげることで、失敗しにくくなるよ
アサリの砂抜きに必要なもの
- 潮干狩りで採れたアサリ
- クーラーボックスなどの蓋つきの入れ物
- 潮干狩りをした場所の海水
必要なもの代用品
クーラーボックスがない方や潮干狩りをした際の海水がないという方もいると思います。家にあるもので代用できます。
- バットなどの入れ物
- アルミホイルなどで蓋
- 人工の海水(塩分濃度3%以下の水、汽水エリアにいたアサリの場合は薄めに調整)
※汽水とは、川の水が海の水と混ざりあっていること。海水より塩分濃度が薄いです。
入れ物は、光が入りにくいものを使用します。アサリは、暗くなる環境を作ると砂の中にいるとアサリが勘違いをし、安心して砂を吐き出します。
入れ物には、蓋が必要です。蓋がないとアサリが、海水をピューと飛ばすため中の海水がなくなり、アサリが死んでしまう原因になります。周りの床が水浸しになり掃除が大変です。
新聞紙を蓋として使用するのはオススメできません。アサリが飛ばした水分を吸水し、中の水がなくなり、つたって床がビショビショになりました。
海水は、水道水と塩で代用できます。計算しなくても大丈夫です。水道水 200mLと塩 小さじ 1を入れて混ぜれば完成です。
必要な水量は、アサリの頭が被らないくらい
潮干狩りをした場所の海水を使用する方が、アサリが安心して砂を吐くことができます。
海水をアサリと一緒に持ち帰ろう
失敗しないアサリの砂抜き方法 手順
失敗しないアサリの砂抜き方法の手順です。
- 選別:砂爆弾などの死骸のアサリと生きているアサリの選別をする
- 洗浄:水で貝殻に付着した汚れをしっかりとる
- 浸漬:クーラーボックスにアサリが重ならいように入れ、アサリの頭が少し出るくらいの海水を入れる。
- 冷暗所で保存:クーラーボックスの蓋を閉め、20℃前後の室温で一晩置く。(夏場は、冷蔵へ入れる)
- 調理前:もう一度水で洗う。
大まかな流れを知ることでスムーズに作業ができます。
1.選別:砂爆弾などの死骸のアサリと生きているアサリの選別
死骸のアサリと生きているアサリの選別をします。砂爆弾や死んでいるアサリを、目や耳で判断することが可能です。
貝に穴が空いている場合は、中身がありません。色が他のアサリと比べて薄いアサリは、死骸の可能性が高いです。
砂爆弾のアサリは、貝同士をぶつけると生きているアサリと明らかに違う軽いような高い音がします。
音の違いは、殆どの方が聞きとれるくらい違うので心配しなくても大丈夫
2.洗浄:水で貝殻に付着した汚れをしっかりとる
ボウルにアサリと水を入れます。手で混ぜ擦り、ヌメリ、汚れがなくなるまで、水を繰り返し変えながらよく洗います。
※ボウルに傷がつくのが嫌な方は、両手でアサリを持ち、擦るように洗うとよいです。
3.浸漬:クーラーボックスにアサリが重ならいように入れ、アサリの頭が少し出るくらいの海水を入れる
吐き出した砂を吸ってしまうのを防ぐため、アサリが重ならいように入れます。
アサリが酸欠で死んでしまうのを防ぐため、アサリの頭が海水から少し出るくらいの量を入れます。
4.冷暗所で保存:クーラーボックスの蓋を閉め、20℃前後の室温で一晩置く
クーラーボックスの蓋を閉め、20℃前後の室温で一晩置きます。(夏場は、冷蔵へ入れる)
蓋で完全に密封してしまうと、アサリが酸欠で死んでしまいます。少し隙間を開けることで酸欠を防ぎます。アサリがピューと水を飛ばす力は強く、蓋がないと周りが水浸しなり、大惨事になります。また、中の海水が無くなり、アサリが死んでしまいます。
アサリが飛ばした跡の高さは、およそ40センチでした
砂抜き後:水で洗う
アサリが吐き出した砂や汚れがたくさん出てきます。砂抜き後、調理する前にアサリを水で洗いましょう。
※上記写真は一晩砂抜きした写真
保存方法:水と一緒に入れ冷凍保存
すぐに使いたい時は、冷蔵庫に入れて保管します。
すぐ使わない時は、ジップロックなどの袋や容器にアサリとアサリが被る量の水を入れ、冷凍庫で保存します。水とアサリを一緒に凍らすことで、アサリが空気に触れず新鮮な状態で保存することができます。
凍らせた水もアサリと一緒に食べることができます。凍ったまま鍋に入れ、味噌汁・鍋に使用することができます。解凍して、アサリだけ使うこともできます。
水と一緒に入れることで、冷凍しても美味しさを保つことができるよ
まとめ
何度も失敗して経験してわかった「失敗しないアサリの砂抜き方法」を紹介しました。採れたてのアサリをおいしく食べたい方におすすめです。皆さんも是非試してください。
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