どうも〜カサゴンです。
「どんな機種か気になる」「購入の検討している」「07セルテートハイパーカスタムとの違いを知りたい」方がいると思います。
この記事では、AIなどでインターネットから拾ってきた情報をただまとめて書くのではなく、私が実際に使用して率直に思ったことを紹介していきたいと思います。
この記事は、16セルテートHD3500Hの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
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16セルテートHD3500Hはこんな方にオススメ
- ライトショアジギング
- 巻き上げ力が高いリールを求めている人
- 頑丈なリールを求めている人
- 巻き出しが重く感じるが気にならない人
- 軽さを求めない人
16セルテートってどんなリール?
16セルテートは、初代04セルテートから3回のモデルチェンジをしました。「リアルフォー規格」を採用している最後のセルテートです。次の19セルテートから「LT規格」が採用されています。
対象 | 製品名 | コンセプト (規格) | |
---|---|---|---|
04セルテート | リアルフォー | 初代セルテート | |
07セルテートハイパーカスタム | リアルフォー | 04セルテートのベース+ハイパーカスタム | |
10セルテート | リアルフォー | 04セルテートのモデルチェンジ | |
13セルテート | リアルフォー | 10セルテートのモデルチェンジ | |
★ | 16セルテート | リアルフォー | 13セルテートのモデルチェンジ |
19セルテート | LT | 16セルテートのモデルチェンジ | |
21セルテートSW | LT | 19セルテートの派生モデル | |
24セルテート | LT | 19セルテートのモデルチェンジ |
>>リアルフォー
16セルテートの注目ポイント
私が注目した16セルテートのポイントをご紹介します。
16セルテートの大型番手(3500番と4000番)が復活
16セルテートの大型番手(3500番と4000番)が復活しました。10セルテートと13セルテートは、大型番手(3500番と4000番)はありません。セルテートの大きい番手が欲しい人にとって、とても嬉しいことです。
復活するまでの間は、「04セルテートか07セルテートハイパーカスタム」か、「ソルティガやキャタリナの大きな番手」を使用する方法しかありませんでした。
ソルティガやキャタリナは、オフショアのジギング以外の釣りをやりたい人にとっては、オーバースペックです。渋々04セルテートか07セルテートハイパーカスタムを使用していた人が多かったと思います。
10セルテート・13セルテートで大型番手(3500番4000番)を探してもないから注意
16セルテートHDの注目ポイント
16セルテートは、HDとHD以外の「ノーマルタイプ」があります。16セルテートHDは、大型番手(3500番と4000番)のみです。16セルテートHDの注目ポイントをご紹介します。
初のモノコックボディの採用により、大型ギア搭載で巻き上げ力がパワーUP
モノコックボディの初採用により、大型のメインギアを搭載することが可能。大型のメインギアを搭載できたことで、巻き上げ力がUPしてます。
16セルテートHD以外のノーマルタイプは、モノコックボディを採用してません。
07セルテートハイパーカスタムと比べて、ギアの材質が弱くなった
04セルテート | マシンカットデジギアⅡ | 不明 |
07セルテートハイパーカスタム | ハイパーデジギア | C6191 |
10セルテート | マシンカットデジギアⅡ | 超々ジュラルミン |
13セルテート | マシンカットデジギアⅡ | 超々ジュラルミン |
16セルテート | マシンカットデジギアⅡ | 超々ジュラルミン |
19セルテート | マシンカットタフデジギア | 超々ジュラルミン |
21セルテートSW | G1ジュラルミンタフデジギア | G1ジュラルミン |
24セルテート | マシンカットタフデジギア | 超々ジュラルミン |
メインギアの材質が、前のモデルより弱くなったのは残念なポイントです。16セルテートHDのメインギアは、マシンカットデジギアⅡで、07セルテートハイパーカスタムは、ハイパーデジギアです。材質の違いは、長く使い続けると摩耗等による破損の差が出てきます。
今のところゴリ感等の不具合は出ていないので、今後どこまでギアが持つのか様子見です。
07セルテートハイパーカスタムのメインギアは下記記事で、さらに詳しく解説しています。
>>ハイパーデジギア
07セルテートの後継機としてかなり期待しましたが、ハイパーデジギアを搭載していないことがわかりガッカリです
07セルテートハイパーカスタム4000HPEと16セルテートHD3500Hと比較
04セルテートから07セルテートハイパーカスタムカスタムと比べ、違い6つを表にまとめました。
07セルテートハイパーカスタム 4000HPE | 16セルテート HD3500H | |
---|---|---|
ノブ | RCSパワーライトノブL(丸ノブ) | T型ラージ |
ベアリング | 11個 | 8個 (メインシャフト メインギア両軸にマグシールドボールベアリング搭載) |
ラインローラー | シーリング付きボールベアリング | マグシールドボールベアリング |
メインギア | ハイパーデジギア | マシンカットデジギアⅡ |
ボディ | フルメタルボディ | フルメタルボディ(モノコックボディ) |
ドラグ | トーナメントドラグ | ATD(オートマチックドラグシステム) |
16セルテートHD3500Hの製品仕様
- 重量:405g
- 最大ドラグ力:8㎏
- 巻取り長さ:97㎝
- 糸巻量:PE2号ー300m 2.5号ー250m
- ベアリング:8個
16セルテートHD3500Hを使ってみた感想
実際に使用して率直な感想を伝えたいと思います。
私の主な仕様用途は、オフショア、ショアジギング、ライトオフショアキャスティングです。
- 重量感:重量感がある
- 巻き心地:巻き出しが少し重いが、気にならないレベル
- ドラグ性能:ATD(オートマチックドラグシステム)を搭載で魚の力に追従
- ボディ:フルメタルボディ&モノコックボディで頑丈
- ハンドルノブ:T型ラージノブ
まとめると現行の機種・規格と比べると劣るところがあるが必要十分です。軽さを求めず、巻き上げ力が高く・頑丈なリールを求めている方にオススメです。
重量感:重量感がある
軽さを重視した規格ではないのため、重量感があります。07セルテートハイパーカスタム3500と比べると重いです。
巻き心地:巻き出しが少し重いが、気にならないレベル
巻き心地は、マグシールドの影響か巻き出しが少し重く感じます。巻きだしてしまえば、快適に巻き続けることができます。
リアルフォー規格は、特有のシャーシャー感がよくあると言われますが感じません。07セルテートハイパーカスタムより、ストレスなく釣りができます。
ドラグ:ATD(オートマチックドラグシステム)を搭載
ATDは、ダイワの最新ドラグシステムです。ATDは、魚の負荷がかかった分魚の力に合わせて自動で糸が出ていくイメージになります。慣れないと違和感があります。今のところ、やり取りの最中にラインブレイクしたことはないので、効果があるのかもしれません。
UTD(アルティメットトーナメントドラグ)の方が好みです。
マニュアル感覚で微調整ができます。
ボディ:フルメタルボディ&モノコックボディで頑丈
フルメタルボディとモノコックボディで頑丈です。16セルテートHDで初採用されたモノコックボディは、従来の同型番機種に比べより大型のメインギヤを搭載できるようになりました。メインギヤを搭載できたことで、巻き上げ力がUPし、ジギングの負荷や大物とのファイトがより楽になりました。
実釣果では、オフショアで約60cmのカンパチをジギングで釣ったときに使用。水深40mのジギング(メタルジグ80g)で釣った約60cmのカンパチは、ドラグをきつく締めてもドラグが魚のパワーに合わせて滑らかに動いてました。ボディは、歪む感覚がないくらいしっかりと巻き上げることができ、まだまだ余裕があります。
ハンドルノブ:T型ラージノブ
標準でT型ラージノブは、ジギングで残念なポイントです。大型番手は、オフショア、ショアジギング、磯からのヒラスズキ狙い等に使用することが多いのではないでしょうか。
丸ノブは握りやすくファイトもしやすいです。ほとんどの大型のリールに標準で搭載されていますが、16セルテートは丸ノブが標準搭載されていません。
丸ノブを標準装備にして欲しかった
ジギングで使いやすいように、T型ラージノブから丸ノブに変更してます。
まとめ
この記事では、16セルテートHD3500Hの紹介をしました。
素晴らしいポイントは、最新鋭の装備である「モノコックボディ」を採用したことで、大型のギアが搭載され巻き上げ力がUPしたことです。負荷がかかる釣りをやりたい方には嬉しいポイントです。
実釣で一番実感したことは、巻き上げ力です。
全然違います。
皆さんも、気になりましたらフリマアプリや中古釣り具で手に取ってみて下さい。以上、参考になれば嬉しいです。
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